いつも行く酒屋さんに焼酎を買いに行きました。もともとはビール党だったのですが、最近になって焼酎の味を覚えました。米、麦、芋と飲んでみて、今は‘黒霧’が気に入ってます。そんなに芋臭くないし、適度な甘味もなかなかいいです。
その酒屋さんに大きな甕に入った焼酎が置いてあって、量り売りで買うことができるんです。3種類あって、その内の一つが‘黒霧’の味とほぼ同じ(‘黒霧’よりやや円やかな味か)で値段は安めときているので、最近はこれにはまっています。
そのお気に入りの焼酎が入っている大きな甕を見ながら、お店の人に尋ねました。
「中に入っている焼酎が無くなったら、どうするんですか?」
お店の人、
「分厚いビニールの容器に入った焼酎を注ぎ足すんですよ。」
さらに私、
「甕は呼吸するんですよね?」
そしたらお店の人、
「そうなんです。それで、味が円やかになるんですよ。だから、少なくなってしまわないうちに注ぎ足すようにしているんです。置いてると、いくらか少なくなるんですけどね…。そのことをウィスキーでは【天使の分け前】と言うそうですよ。」
そうそう、そうだった。なんかの本で読んだことあった。
『ウイスキーは、長年樽で熟成している間に少しずつ蒸発し、10年も経つと当初の8割程度の量になってしまうんです。ウイスキー独特の味わいと香りが生まれるためには仕方のないことなのですが、昔の人たちは「天使に分け前を取らせて(飲ませて)いるからこそ、我々は美味しいウイスキーを手に入れることができたのだ」と考え、樽から減った分のウイスキーのことを「Angels’ share(天使の分け前)」と呼んできたのです。』(‘山崎蒸留所ブログ’より引用)
自分だけ、自分だけでは、結局大したもんにはなれないんですよねえ。
目には見えないところで物事が成っていくというのは本当だと思いますし、なんか味があっていいですよね。
このお店は『酒のエース・筑前町店』(0946-29-8126)です。いい言葉を思い出させてもらって、ありがとうございました。
また、買いに(話をしに)行かせてもらいますね。